エクスプローラーのスムーズスクロールを無効にする(XP)
XPのエクスプローラー(IEではなくファイラーの方)のぬるっとしたスクロールは負荷が意外に高い。
[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop] "SmoothScroll"=dword:00000000
MS-IME2002を削除した状態でインストール(XP)
MS-IME2002を削除するには、インストールディスクの INTL.INF HIVESYS.INF TXTSETUP.SIF の3ファイルからIME関連の行を削除し、デフォルトの入力システムをMS-IME2002以外に変更する必要があります。
これを手作業でやるのは大変なので、Windows PowerShell用の削除スクリプトを作ってみました。 3ファイルをdelime.ps1と同じフォルダにコピーして実行してください。 「各ファイル名.delime」というファイルが作成されますので、元のファイル名に直してからインストールディスクに焼いてください。
英語キーボードのプチカスタマイズ(2k/XP)
- change.reg … 変更
- restore.reg … 元に戻す
英語キーボードの右[Alt]に[漢字]を、そのかわりに使用頻度の低い右[Win]を[Alt]に割り当てるレジストリファイルです。
- レジストリの変更のみですので常駐タイプのキーカスタマイズソフトのようにリソースを必要としません。
- 一般的なレジストリ変更タイプのキーカスタマイズソフトでは右[Alt]→[漢字]は出来ないのですが、別のレジストリを変更することで可能にしています。
- PS/2キーボードだけでなくUSBキーボードでも有効です。
_制限事項
左右[Alt]および[Ctrl]を別個に認識するソフトでは右[Alt]と右[Ctrl]が使用できなくなります。これは右[Win]を左[Alt]、右[Ctrl]を左[Ctrl]に変更しているためです(後述)。
_仕組み
このレジストリファイルでは次のふたつのことを行っています。
キーボード用レイヤ・ドライバをAXキーボードのものに変更
まずキースキャンコードのマッピング変更では出来ない右[Alt]→[漢字]の割り当てをするために、キーボード用レイヤ・ドライバをAXキーボードのものに変更しAX配列にします。AX配列では右[Alt]が[漢字]、右[Ctrl]が[英数カナ]として機能します。
(参考:@IT:Windows TIPS)
キースキャンコードのマッピングを変更
次に右[Ctrl]が[英数カナ]では使い勝手が悪いので、キースキャンコードのマッピングを変更して右[Ctrl]に左[Ctrl]を、ついでに右[Win]を左[Alt]に割り当てています。
(使用ソフト:KeySwap for XP等)
IE6をOE抜きでインストールする(2k)
OEを削除した環境にIE6をインストールすると、OEも強制的に入れられてしまいます(Windows2000)。それを防ぐには次のようにします。
- ie6setup.exeを展開し、できたファイルを任意のフォルダにコピーする。
- コマンドプロンプトから次のコマンドを実行し、IEのコンポーネントをダウンロードする。ダウンロードする場所は上記のフォルダにする。
ie6wzd.exe /d /s:""#E""
- iesetup.cifとfilelist.datをテキストエディタで開き、[MailNews_W2K]セクションをセミコロン(;)でコメントアウトする。
- ie6wzd.exeを起動してインストールする。
Outlook Expressの無い環境でmhtファイルを使用する
Windows.FAQにある「Windows 2000 から Outlook Express をアンインストールするには?」を実行すると、OEの機能を使っているmht形式での保存と閲覧ができなくなります。OEを再導入せずにmhtを利用するには、OEに含まれる次のDLLをパスの通った場所(%SystemRoot%\System32等)に置いてください。
- inetcomm.dll
- msoert2.dll
これらのファイルは修正パッチにも含まれるので、できるだけ最新のものを使うようにしましょう。
確認した環境:Windows2000SP4 IE6SP1 OE6SP1
_☆追記 2005/03/25
nLiteを使ってOSインストール時からOEを入れないようにしている場合。
- inetcomm.dll、msoert2.dll、inetres.dll をOE修正パッチ等から摘出する。
- 上記ファイルを %systemroot%\System32 にコピーする。
- 「regsvr32 inetcomm.dll」を実行。
最終更新時間:2011年07月18日 17時09分03秒